DTSグループでは、社員一人ひとりがその能力を最大限に発揮し、いきいきと活躍できる職場環境を整備するため、ダイバーシティ&インクルージョンを推進しています。性別、年齢、国籍、障がいの有無、雇用形態などの多様性を尊重し活かすことで、企業の競争力につなげ、持続的な成長を目指します。
ダイバーシティ&インクルージョンの推進

DTSでは、ダイバーシティ&インクルージョンを「年齢や性別、国籍、宗教、学歴、職歴、特性、趣味嗜好などにとらわれない多種多様な人材が、お互いの能力を認め合い、自らの能力を最大限発揮し活躍できること」と定義し、社員各々の個性や能力を認め尊重しあえる風土の醸成に取り組んでいます。
具体的には、全社員を受講必須としたダイバーシティ&インクルージョン研修の実施や多様性を重視した他業界・他業種からのキャリア採用を積極的に行っています。
女性活躍の推進

性別にかかわらず誰もが活躍できる環境づくりを進めており、人事制度上の性別の差異はありません。
ただし、女性社員比率に対して役割等級毎の男女別の分布では偏りがあり、これにより男女の報酬格差が生じています。
一人ひとりが性別を問わず能力を最大限に発揮できる環境のためには、女性社員比率と役割等級毎の男女別の分布が同等であることをあるべき姿として、改善に向けた施策を展開しています。
中期経営計画では、2027年度の達成目標を女性取締役比率を20%以上、女性管理職比率を8.5%と設定して育成を推進しています。
なお、女性取締役比率の実績は2024年度時点で20.0%、女性管理職比率は5.0%です。
女性活躍推進法に基づく「えるぼし」認定を取得

厚生労働省が推進する「えるぼし」認定の5つの評価項目のうち「1.採用」、「2.継続就業」、「3.労働時間等の働き方」、「5.多様なキャリアコース」の4つが女性活躍推進に関する優良な取り組み実績として評価され、「えるぼし」2段階目の認定を取得しています。
女性の活躍状況に関する当社の情報詳細は、厚生労働省の「女性の活躍推進企業データベース」に掲載しています。
厚生労働省 女性の活躍推進企業 データベース(当社データ)
次世代育成支援の推進

DTSは、仕事と育児・介護等の両立支援に取り組んでいます。
例えば、男女問わず育児中の社員が時間や場所にとらわれず柔軟に働くことができる環境の整備を進めており、リモートワークやコアタイムなしのフレックスタイム制度を導入しています。
また、当社におけるダイバーシティ&インクルージョン(D&I)の取り組みや当社社員として求められるD&IIに対する意識と行動について、当事者だけでなく周囲も含めて社員一人ひとりが理解を深め、互いに尊重し高め合える風土づくりを推進するために、女性活躍および次世代育成支援の一環として全社員を対象とした「ダイバーシティ&インクルージョン研修」を実施しています。
これらの施策を通じて、男女問わず仕事と育児・介護等との両立(ワーク・ライフ・バランス)のさらなる向上を目指すとともに、幅広い領域での登用機会の創出を通じて、組織全体の活性化と成長を図っています。
次世代育成支援対策推進法に基づく「くるみん」認定を取得

次世代育成支援対策推進法に基づき行動計画の策定・届出を行い、一定の要件を満たした「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣より「くるみん」認定を得しています。
また、DTSグループのDTS WESTも「くるみん」認定を取得しています。
次世代育成支援に関する当社の情報詳細は、厚生労働省の「両立支援のひろば」に掲載しています。
海外グループ会社との協業・人材交流を通じたダイバーシティ&インクルージョンの促進

DTSグループは米国、中国、インド、ベトナムに海外グループ会社を有し、海外グループ会社と連携しながらグローバルビジネスを展開しています。 グローバリゼーションが加速する昨今においては、国内外のDTSグループが一体となり推進するグローバルビジネスの重要性がますます高まっています。 DTSグループでは、国境を越えた協業、海外グループとの相互的な異文化理解や、国籍・性別に関わりなく共に働き共に成長し合うマインドの醸成が日々進んでおります。 私たちは海外グループ会社との積極的な人材交流を通じ、DTSグループ全体でダイバーシティ&インクルージョンの推進に取り組んでまいります。