【DTS】マネロン対策システムAMLionに金融商品スクリーニング機能を追加
ロシア・ウクライナ問題による対象銘柄数の激増に対応

株式会社DTS

株式会社DTSは、国際基準に準拠したマネー・ローンダリング対策システム「AMLion(アムリオン)」の取引モニタリング機能に金融商品スクリーニング機能を追加し、2022年の夏から提供を開始しました。
OFAC等の世界各国の政府機関が指定した経済制裁対象者が経営者や実質的支配者になっている企業が発行する証券等の金融商品を、取引・保有しないことは金融機関の責務となっています。しかし近年、ロシア・ウクライナ問題により対象となる金融商品が激増し、それに伴い金融機関が金融商品を取引する際のコンプライアンスチェック業務の負荷が増加しています。
そこでDTSでは国内資産運用会社向けに、ロンドン証券取引所グループ傘下のリフィニティブ(以下、「リフィニティブ」)が提供する専用データ「Financial Instrument Risk Intelligence (FIRI)」と連携する金融商品スクリーニング機能をAMLionに追加しました。2022年下期からは新たに資産運用会社、信託銀行への提案を強化し、金融のあらゆる業態のコンプライアンスチェック業務の高度化・効率化に貢献していきます。

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【AMLionの概要】
AMLionは、国内外の最新ガイドラインに対応したマネー・ローンダリング及びテロ資金供与対策(AML/CFT)パッケージソフトです。
取引モニタリング機能・ウォッチリストスクリーニング機能・取引フィルタリング機能・顧客デューデリジェンス機能といったAML/CFTシステムに要求される機能を一つの製品で装備しています。すでに他社製品の一部機能が導入されている場合には、必要な機能のみを切り出して提供することも可能です。
規制動向や顧客ニーズに応じて様々な先進機能を短期間に追加でき、暗号資産リスク評価サービスやIPアドレス情報提供サービスといった外部サービスとの連携機能や、AIを活用した独自機能を搭載しています。AMLionの詳細については、以下のサイトをご参照ください。
https://dtsfinsolution.jp/amlion/

【AMLionの取引モニタリング機能について】
取引モニタリング機能は下記3つで構成されています。顧客属性や過去の取引、ルールに基づき傾向から逸脱した取引を強力に検知することができます。
① 検知ルールによる取引モニタリング・IPモニタリング
② 検知ルール作成・変更シミュレーション
③ 【NEW】保有銘柄に対するポジションスクリーニング(金融商品スクリーニング機能)

【AMLionの金融商品スクリーニング機能について】
リフィニティブが提供する専用データ「FIRI」と連携し、「経済制裁対象が経営者あるいは実質的支配者となっている企業の株式や債券が組み入れられた金融商品を保有していないか」について顧客の保有ポジションをスクリーニングし、照合結果を検出・通知する機能です。本機能は、取引モニタリング機能のオプション機能として提供が可能です。

【リフィニティブが提供する専用データ「FIRI」について】
Financial Instrument Risk Intelligence (FIRI)は、国連やOFAC、EU、HKMAなどの世界各国の政府機関や、大統領令で指定された経済制裁対象に関係する法人情報が組み込まれた最新の金融商品データを提供しています。

<リフィニティブについて>
ロンドン証券取引所グループ(LSEG)傘下のRefinitiv(リフィニティブ)は、金融市場のデータとインフラストラクチャの提供で世界をリードしています。リフィニティブは、約190カ国にわたって4万以上の企業や40万を超えるお客様にサービスを提供しながら、世界中の金融市場に関わる人々を支援しています。また、重要な投資や取引、リスク判断をお客様に自信をもって行っていただくための情報やインサイト、テクノロジーを取り揃えています。独自のオープン・プラットフォームと業界トップクラスのデータおよび専門的な知識を組み合わせて提供することで、人々を取引機会と選択肢でつなぎ合わせ、お客様とビジネス・パートナーの皆様のパフォーマンス、革新、成長を促進してまいります。

<DTSグループの概要>
DTSグループは金融や通信をはじめ、幅広い業種・業態のお客様にコンサルティングから設計、開発、基盤構築、運用までITシステムに関わる様々なサービスを提供しております。
AMLについては、14年前よりメガバンクのAMLシステム開発案件に参画するなど長年にわたり多くの実績を保有し、公認AMLスペシャリストが多数在籍するなど、多くの有識者を抱えています。
https://www.dts.co.jp/
本社所在地:〒104-0032 東京都中央区八丁堀 2-23-1 エンパイヤビル

<本プレスリリースに関する問い合わせ>
株式会社DTS 広報部 担当:熊田、新貝 TEL:03-3948-5463 E-mail: press@dts.co.jp

<AMLionに関する問い合わせ先>
株式会社DTS 金融ソリューション推進部 中島 TEL:03-6914-5039 E-mail: amlion@dts.co.jp