共有価値の創造
ITによる豊かな未来の創出
当社グループでは、ITによる豊かな未来を創出する3つのマテリアリティを特定し、社会課題の解決を通じて、社会の持続的成長と企業価値の向上を目指しています。
【DXによるビジネスプロセスを変革する】
受注、生産、販売というビジネスに関わる業務機能や、会計や人事などバックオフィスの業務機能を統合したソフトウエアであるERP(Enterprise Resource Planning)は、従来、業務や部門ごとに個別管理されていた基幹システムに対し、全体最適を図る目的で登場しました。ERPは社内データを一元的に連携・管理することで、状況の可視化や部門間連携が容易になり、迅速な経営判断を可能にします。こうしたERPを中心としたEAS(Enterprise ApplicationServices)は、企業の業務プロセス全体を支える重要な基盤となっています。
DTSの技術者やコンサルタントは、EASベンダーと最適化を目指す企業の橋渡し役を担い、EASの導入・活用を通じて、ビジネスプロセスの変革に貢献しています。
【社会のITインフラを支える】
私たちは、金融・公共・通信といった社会基盤を支える分野において、信頼性と安全性を追求したITサービスを提供し、保守性の向上や業務効率化を通じて、持続可能な社会の構築に寄与しています。
例えば、金融機関が保有するシステムは、極めて複雑かつ大規模であり、高い処理品質が求められるため、モダナイゼーションの実行には長期的な取り組みと多大な投資が必要です。特に、旧式のアーキテクチャに依存するレガシーシステムでは、新たなビジネスやサービスを迅速に市場へ投入することが困難であり、金融サービスの革新を阻む要因となっています。創業以来培ってきた豊富な業務知識と技術力を駆使し、金融機関の高度なニーズに応えることで、金融システムのモダナイゼーションを支援しています。
【安全・安心なIT環境を作る】
近年、サイバーセキュリティの脅威とそれに関連するコストが増加しています。サイバーセキュリティとは、内部または外部からの不正アクセスや改ざんなどのサイバー攻撃から、個人、企業、政府関係者の資産(デバイス、アプリケーション、ネットワークなど)を保護するための取り組みです。DTSは、企業が情報漏えいリスクから事業を守る手段として複数のセキュリティソリューションを組み合わせ、統合運用による「ゼロトラストセキュリティ」の実現に貢献しています。
また、長年実績のある運用監視サービス「ReSM」を提供して、システムの安定運用を支えています。
