ICTを活用した関節リウマチ診療の各種臨床指標を電子化
~直感的な病状把握と診療の効率化を実現へ~

solution
overview

ソリューション概要

「リウマチ診療支援システム」は医療機関の診療内容充実化を目的として開発された関節リウマチ診療専用システム です。

「リウマチ診療支援システム」は以下の3つのアプローチにより診療内容の充実化を支援します。

    • タブレット端末とノートPCによる患者と医師の双方向コミュニケーション
    • 待ち時間を有効活用することで、診療内容の充実化を実現し、患者満足度の向上に繋げる
    • リアルタイムに正確かつ医師が客観的に評価できるようにデータを取得・蓄積する

characteristic

特長

  • 1.

    入力簡単!患者問診用タブレット

    Apple社製のiPadを使用し、症状、Full HAQ、圧痛・腫脹関節、患者VAS(痛み、全体的症状)をワンタッチで回答可能としております。

  • 2.

    診療をサポート!医師用PC

    診察室に医師PCを配置し、関節リウマチ患者の状態の見える化を実現。
    患者様が納得いく説明が可能となります。

  • 3.

    疾患活動性スコアを自動計算

    疾患活動性スコア(DAS28・SDAI・CDAI)の自動計算、スコアを経時的にグラフ表示が可能です。

  • 4.

    投薬履歴管理が可能

    予め用意したテンプレートを使用し投薬履歴管理が可能です。
    疾患活動性との相関グラフ表示も可能です。

  • 5.

    圧痛、腫脹箇所の比較が可能

    患者様が訴えた圧痛、腫脹箇所と医師が診断した圧痛、腫脹箇所の比較が可能です。

  • 6.

    その他の機能(オプション機能)

    登録した診療情報(問診回答、疾患活動性スコア、圧痛・腫脹箇所等)をCSV形式のデータ等で出力可能です。

use case

ユースケース

課題

  • 折角の問診結果が紙のため、活用できていない。
  • 診察結果を患者様は理解できているか不安。
  • 診察結果を研究に生かすためには、データを入力するため手間が掛かるし時間がない。

解決

  • 電子問診により、逐次問診結果が電子化されます。
  • 疾患活動性スコアをグラフで示すことで、患者様の理解度が上がる。(分かりやすい)
  • 問診同様、診察時の結果が電子データとして保存されるため診察データが容易に活用できます。

全国の医療機関に導入

リウマチ診療支援システムを全国の医療機関に導入
2016年にオンプレミス版(自社運用)で販売開始した「リウマチ診療支援システム」を、北海道から九州まで全国の医療機関に導入してきました。そして、2018年2月、大阪の中核病院で大手電子カルテメーカーと連携し、「電子カルテ版」の運用がスタートしました。
現在では、電子カルテメーカーや医療商社が「リウマチ診療支援システム」の代理店として、販売を開始し、さらに全国の医療機関への導入を目指しています。また、リウマチ診療支援システムのスキームを利用した他診療科目への展開も検討しています。

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