DTSグループAI倫理ポリシー

1. 策定の目的

DTSグループ(以下「当グループ」)は、生成AI(Generative AI)をはじめとする人工知能技術がもたらす革新性と利便性を最大限に活かす一方で、その利用に伴う倫理的・社会的リスクを適切に管理し、信頼されるAI活用を推進します。当グループはAIの活用において、透明性・説明責任・公正性・安全性・法令遵守といった基本原則に沿った行動を求め、社員、パートナー企業、顧客および社会との信頼関係を維持・強化することを目指します。

本AI倫理ポリシーは、AIを安全かつ公正に活用することで、社員が安心してAIを利用できる環境を整備するとともに、持続可能な成長と未来への責任を果たすことを目的としています。

2. 基本方針

生成AIの活用にあたって、当グループは以下の6つの原則を遵守します。

(1)人間中心・公正性の尊重

AIは人間の能力を補完し、創造性や働きがいを高める手段です。当グループはすべての人の尊厳と基本的人権を尊重します。AIの設計・運用・利用にあたっては、人間中心の価値観を最優先とし、差別や排除を生まないよう、公平性と多様性に配慮します。また、重要な意思決定に関わる場合はHuman-in-
the-Loop(人間が関与する仕組み)を原則とし、AIを適正に利用することに努めます。

(2)安全性確保・品質管理・データの適正管理

AIの開発・導入・運用において、技術的および組織的な安全対策を講じ、品質管理を徹底するとともに、不具合や誤作動による被害を最小化するよう努めます。また、個人情報や機密情報については、法令および社内規程に基づき適切に管理し、取得・利用は必要な同意を得た目的の範囲内で行います。

(3)透明性・説明責任

AIの利用にあたっては、その目的、仕組み、判断や出力の考え方について、説明責任と透明性の確保に努めます。また、利用者や関係者、社会からの疑問や懸念に対して誠実に対応し、AIに対する信頼と理解の向上を図ります。

(4)社会課題解決・イノベーション

当グループはAIを社会課題の解決にも活用できるツールと捉え、新たな価値創出と持続可能な社会の実現に貢献します。また、社会に与える影響を評価し、その成果を社会に還元することを大切にします。

(5)法令遵守・公正な事業活動とAIガバナンス

AIの利用に関しては、AIに関連する国内外の法令・規則・ガイドラインを遵守し、第三者の知的財産権等の権利を尊重します。あわせて、責任ある管理・監督体制を整備し、継続的な改善を行います。

(6)教育・AIリテラシーの向上

当グループは社員への教育・啓発活動を通じて、高い倫理観とAIリテラシーを持った人材育成に努めます。AIの仕組みやリスク、社会的影響について理解を深め、適切な活用ができる企業文化を醸成します。

本ポリシーは原則表明を目的とし、具体的な管理手法や手順は別途定める運用規程により補完します。適用範囲や運用の詳細は、事業の性質や法令・社会情勢に応じて適宜見直します。

以上

2026年2月24日制定
株式会社DTS