ServiceNow難関資格CTA認定資格者を輩出
目次
CTA認定資格者、島貫が語る
ServiceNowの魅力
効率的なIT運用で
「あなたにしかできない業務」の
パフォーマンスをあげていこう

テクノロジー&ソリューションセグメント
デジタルソリューション事業本部
デジタルビジネス事業部
ServiceNow 推進担当
島貫 航二
ServiceNowのCTA (Certified Technical Architect)
CTAはServiceNowの難関資格で、エキスパートプログラムの一つとして認定されている。認定者は、ビジネス情報と技術要件を分析し、アーキテクチャの青写真に変換し、複雑なビジネス目標を達成するためのソリューションを提案する責任を担う。お客様のビジネス課題を「より広い視野」で、「より深く」、「より中長期的な視点で」解決する術を、ServiceNowを通じてご提案できるのがCTA。
CTAの役割は大きく4つ
● テクノロジー戦略とロードマップの作成
● 拡張性のあるプラットフォームの技術設計と構築
● リーディングプラクティスに従った、技術的な意思決定の支援
● プラットフォーム健全性の確保とアップグレードしやすい環境の維持

DTSのServiceNowチーム
DTSには創業50年を超える歴史がありますが、ServiceNowの推進を担う私たちのチームは2022年に発足したばかりの若いチームです。当時すでに、ServiceNowを取り扱う会社は日本に数社あり、私たちは決してアーリーアダプターというわけではなく、アーリーマジョリティ―というポジションでした。後発ポジションの中で、いかにして競争力を培っていくかということを考えて、私はチームに対して3つのCというテーマを設定しました。
Change、Challenge、Chance。
これが私たちがテーマとした3つのCです。Changeとは変化を恐れてはいけないということ。変化し続けていく世の中やビジネスのながれに対して、常に柔軟に変化していくという意識を持ち続けるチームでないといけないと考えています。Challengeとは常に新しいチャレンジを設定しながら業務に取り組んでいくということ。一つひとつの提案の中に何かしらの新しさを生み出すためのチャレンジを私たちは盛り込んでいきます。そうした取り組みを丁寧に、真摯に続けていく先にこそ、大きなChanceが待っているという意識を共有しながら、私たちのチームは動いています。。
日本で4番目のCTA認定
CTA (Certified Technical Architect、以下CTA)とはServiceNowが設定している資格のなかでも、エキスパートプログラムのひとつです。CTAの役割は大きく4つ。「テクノロジー戦略とロードマップの作成」「拡張性のあるプラットフォームの技術設計と構築」「リーディングプラクティスに従った、技術的な意思決定の支援」「プラットフォーム健全性の確保とアップグレードしやすい環境の維持」です。クライアントのビジネス課題をより広い視野で、より深く、より中長期的な視野で解決するための手立てを、ServiceNowを通じて提案できるのがCTAです。CTAプログラムでは、この4つの役割の遂行にあたり要求される知識を得るためのテーマが設定されています。そしてグループメンバーとのディスカッションやプレゼンテーションを通してテーマ理解を深め、実践を学んでいきます。プログラムはAPACのリージョンで実施されるため、共通言語は英語です。
このプログラムは13週にわたって実施されるのですが、業務と並行しながらの対応、そして私自身の英語力に課題がありました。その中で、先程お伝えした2か月間のDTSインドグローバル研修による英語力の向上などが役立ちCTA認定を取得することができました。最新の2025年3月6日時点の情報では、日本でCTA認定者は13人。1年前に私が取得した時点では日本で4番目の取得だったので、CTA認定者は日本でも着実に増えてきています。それだけServiceNowに対する注目が大きくなっているということです。
CTA認定により役立った点

実は日本でのServiceNow導入にあたって、当初はCTA認定の取得が一つの重要な指標として検討されていたため、私自身もその流れの中で認定取得に向けて取り組んでいましたが、当時は柔軟な形で提案活動が行なわれていました。しかし、日本市場特有のニーズや導入プロセスに対応する上で、CTA認定者の専門性が重要な差別化要素として再評価される流れになりました。そんな流れの中で、World ForumというServiceNow社の年次イベントにおいて、CTA認定のメリットや認定取得のためのプログラム履修のメリットの発表依頼が私に舞い込みました。そして、とても大きな会場で、たくさんの方を相手に発表させていただきました。その時は改めて深く、強く、CTA認定取得の価値や意義を実感しました。またDTS社内では、CTA認定取得のプログラムで学習した内容を日本語でまとめなおして、チームメンバーに説明・共有する取り組みを定例会として行っています。説明を受けたメンバーがCTA相当の知識を持つことが第一の目的ですが、日本語にまとめなおして説明するというプロセスの中で、私自身の理解度も深まっています。
ServiceNowの魅力と実例
現在、世の中には様々な業務効率化ツールがあります。その中でServiceNowが特長的なのは「ITでいかに人に楽をさせることができるか」をコンセプトに開発され、発展してきたことです。多くの企業ではシステムありきで業務効率化ツールが運用されている実態があります。たとえば購買部門と人事部門とで別々のシステムが入っている場合、その両方を活用しようとすると、どちらの運用ルールも理解・習得しなければなりません。つまり人に大きな負荷がかかってしまいます。そうした現状を変えようというのがServiceNowの狙いです。そのため、ServiceNowはOne Platform、One Database、One Architectureのプラットフォームになっています。プラットフォームも、データベースも一元化することのできる1つのアーキテクチャーで構築されているのです。インターフェースも統一されているので、部門が変わっても、新しい機能が追加になっても、いつも同じ感覚で活用することができます。そして、AIの活用により、そのインターフェースが「人が自然と使える」ものとして構築されているという点もServiceNowならではの大きな魅力です。実際に、社内に多岐にわたり混在していた運用ルールが、ServiceNowを導入したことで簡素化されたというクライアント事例があります。そして、この簡素化されたという実績、その使い勝手の良さを多くの社員が実感したことが、他にも既存の業務プロセスの中で無駄なものがないかを社内で再検討するきっかけにもなりました。結果的に様々なワークフローにおいて、「人が楽になる、人の負荷を軽減する」ための見直しと改善が行われたと聞いています。

それぞれの会社の
人材全体で生産性向上を
実現していくために
ServiceNowがあります
ServiceNowを導入すべき企業とは
サイロ化と呼ばれる、社内の様々な部門ごとに一つひとつのシステムが独立してしまっているような状態を改善できるのがServiceNowの大きな特長です。その意味ではServiceNowは数ある運用ツールのひとつ、というわけではありません。運用ツールのうちの一つとしてServiceNowを導入しようと考えられている企業では、ServiceNowのメリットを活かしきれず、コストパフォーマンスの悪い取り組みになってしまいます。そうした特性を踏まえると、システム移行において現行踏襲を第一に考える企業風土とServiceNowの親和性は高いとは言えません。また、それぞれの部門の独立性が高く、個別最適を重視する企業文化においては、ServiceNowの全体最適志向との間にギャップが生じる可能性があります。ServiceNowが特にフィットするのは、IT運用の効率化・可視化を求めている企業です。業務をデジタル化し、従業員エンゲージメントと生産性の向上を図りたい、そのためには根本的な部分から改革が必要だという風に考えておられる企業にはServiceNowはとても効果的に活用いただけます。
提案と導入支援のこだわり
ServiceNowは企業の大きな成長の起爆剤となるポテンシャルを備えています。ですので、今目の前にある課題だけではなく、課題を解決した先にどのような拡張機能を設けられるのか、そこまでのロードマップを意識しながら提案しています。その上で重視しているのが表面的な課題ではなく、根本的な課題に目を向けること。現場が直面している課題、マネージャーが苦慮している課題、トップマネジメント層が危惧している課題など、様々な課題を抽出し、クライアントの生産性向上のための抜本的な提案となるように取り組んでいます。導入支援についてですが、ServiceNowの基本的な思想はクライアント社内での維持管理です。しかし、日本では導入ベンダーが運用を行うことが商習慣となっており、しかるべき担当者を割り当てにくいという現状があります。私たちはできる限りスキルトランスファーを行うことにより、クライアントが社内で維持管理できるように取り組む一方で、運用リソースが不足しているケースにおいては安全にシステムを利用していただくために伴走も行っています。
導入を検討する企業様へ
ServiceNowの開発思想となっている「ITで人を楽に」は、言い換えると、従業員が発揮できるパフォーマンスを「人でしかできないことにフォーカスしていただく」ということです。それぞれの会社の人材全体で生産性向上を実現していくためにServiceNowがあります。今までのテクノロジースタックに違和感を覚えられている方に、ぜひ一度ServiceNowを検討いただき、企業の生産性向上や成長を実現いただきたいです。
島貫のキャリア

DTSに入社したのは2001年、ちょうど21世紀が始まった年です。入社後の研修などを終えた2002年から2007年にかけては大手通信事業者様のBPO業務を担当。国内に構えているデータセンター事業を支援するためクライアントのオフィスに常駐して働いていました。2008年に入り、そのクライアントから「国内のノウハウを海外に展開していきたいので国内と同じように支援して欲しい」とオーダーを受け、プロジェクトマネージャーとして海外データセンタービジネスの支援をおこなうことになりました。当然、業務上で英語が共通言語となります。当初は英語に困ったら日本人のクライアントに相談することが可能な形で業務を行いましたが、業務をこなすうちに段々と自分自身で直接現地の担当者とコミュニケーションをとりたいとの意識が出てきました。私の英語スキルを気にかけてくれていた当時の上司から「インド研修に参加しないか?」との提案をもらい、2か月間DTSインドグローバル研修に参加して英語力を高めました。不在の期間については、上司に顧客との調整、不在時の要員調整を実施してもらいました。英語スキルの向上は大変なミッションでしたが、滞在先のインドのブネでおいしいカレーを知ることもでき、今となってはいい思い出です。帰国後は、より英語でのコミュニケーションが必要とされる顧客業務に関わることができました。転機が訪れたのは2019年です。ServiceNowを活用したDXビジネス「ReSM Plus(リズムプラス)」に参画することになり、この時に初めてServiceNowに触れました。その後、ServiceNowを使ったビジネスを立ち上げるためにServiceNow Partner Programへ参画してきました。そして2022年。ServiceNow推進担当というServiceNowを専門に取り扱う組織が出来上がりました。ServiceNowの提案や運用を通じて、様々なクライアントの業務効率向上・生産性向上に寄与すべく、チームメンバーとともに日々の業務に励んでいます。
若いエンジニアのみなさんへ
先日ラスベガスでServiceNow Knowledge 2025に参加し、グローバル企業の先進的なデジタルサービスの実例を聞く機会がありました。その一つをご紹介します。それはあるレーシングチームでの取り組みです。そのチームでは練習走行中に様々な機器のセンサーからデータを収集するシステムを構築しデータ活用の専門部隊を構成しました。そのデータを基にレーサーがどのように運転すればいいのか、ピットインの時の作業はどのように進めればいいのかを知り、それによってレースタイムを縮めることに成功しているということでした。また、ラスベガスへのトランジットのロサンゼルスでは、自動運転のタクシーに乗る機会もありました。普通に人が運転しているのと変わらないスピードと乗り心地に驚きました。そこで実感したのは私たちエンジニアには、非常に大きな可能性があるということです。そして、そういう可能性は実際の現地・現場で体験・体感しないと分かりません。これはクライアントの課題も同様です。実際にシステムを使用している人がどういうことで困っているのかという、現場の実際的な課題を理解できないと、いいシステムはつくれません。お互いに、様々な現地・現場に真摯に向き合いながら、より良いエンジニアになり、より良いシステムをつくることができるように切磋琢磨していきましょう。
